ココロと乳がん

乳がんです。再発してます。乳がんと心について、どういうことが、良い影響があるのか?どうやって、くじけそうになるココロを支えて、うまく共存できるのか?死生観も含めて綴っていきます。

いいときもわるいときも

前回の投稿からはや2カ月。この間大きなことが色々あった。

一つは、お盆。無事に済ませた。


二つ目は、個人情報漏えいされる事件 笑

身内から、ある取引先の企業の担当者にバラされた。

私が乳がんであること。再発してること。

その社員が根掘り葉掘り聞いてきた。これがまずは悪い。

嘘か真か、その社員も乳がんなのだとか。

聞くなら私本人に聞いてくれ。

私は、本人がいないところで、色々探られる、うわさ話する、

なんてのが大ッキライなのだ。

卑怯だ。

本人を心配して…なんて嘘っぱちだ。

単なる興味本位。若しくは自分の心の闇を他者の情報を得ることで

何らかの安心がほしいのだ。


そして、人の気持ちも考えずにペラペラ喋った身内もまた酷い。

もう、がっかりですよ〜


母がいた頃は母もそんな感じでした。

デリカシーが無いというか、私からしたら、どうしてそんなこと

喋れるんだろう、傷つくこと想像もしなかったのかなぁ、と。

がん患者の家族だって、家族の方がつらいんだ、って意見もある。

そうかも知れない。でも、やっぱりいちばんつらいのは本人です。

きっと母や姉は、自分一人で私ががんであるって事実を

抱えているのが苦しくなって、

その苦しみを他人に話すことで楽になりたかったんだろう。

でも。がん患者本人は、誰に語ろうと、決して病から解放されることはないし、

心底楽になることなんてないのだよ。


9月の涼しい風と、戻ってきた暑さの中で。


今日はきっといい日。


病にある方、そうでない方、

つらさの中にある方、

全ての方に、幸せが訪れますように。


みんな元気になあれ。