ココロと乳がん

乳がんです。再発してます。乳がんと心について、どういうことが、良い影響があるのか?どうやって、くじけそうになるココロを支えて、うまく共存できるのか?死生観も含めて綴っていきます。

余命は越してるから余生

本来聞きたくもない余命、私聞いてますよ。

先生は、システマティックに説明してくれました。

どこからどうカウントして、全平均が…。という説明。

それによると、もうとっくに余命越してるんです。

平均2年って言われた。ぜーんぶひっくるめて。

もう優に越してます。

だからいつ召されてもおかしくないのよね。


がんになったら緩和ケア、の掛け声よろしく

緩和の面談も行ってます。

この病院はそういう教科書的なやり方を推進する方針みたいで、

元気なうちに、話聞いておいた方がいいって。

友人にこの話チラッとしたら、

「えーっ、なんで!?◯◯さんがなんで緩和なの?ウソ〜」

ってビックリされちゃった。

まだまだ意識が、一般には追いついてないんですね。

病状も違うっていうのもあるでしょう。


緩和の面談ってね、やっぱり「そのとき」が来たら。

って話を、真剣勝負でするので、

いま想定できない事を無理やり話すから、

帰ったら、やっぱり気が滅入るんです。

緩和面談に行けって言われた時も、大方の人が拒絶反応示すって。

私はヘラヘラ受け入れてたけど、

無意識では、やっぱり嫌だったんですよ。あとで気づいたけど。


緩和面談なんか行かない方がよっぽど元気だもん。

ホスピスの本とか、医療否定本とか読むと

病院に入院すると、病人にさせられる、かえって悪くなる、と必ず書いてある。

だから、最近疑心暗鬼だし、そもそも病院でここまでフルに治療して来た私って

どうなん?って再考してるところ。


前回のブログに書いたけれど、身内が当てにできない。

身内にしっかりして欲しいのに、

こちらが気を遣って、倒れそう。

自分に折り合いをつけるだけでも大変なのに、

身内が心配で、心が苦しい。

こんなんじゃ本末転倒な気がする。


だから、今後はもう身内なんて気にしないでおこうと思う。

一人っきりでも、寂しいとはいえ、気楽。

ダンナも、きょうだいも、なんか、ズレててしんどいんですよ。

ホント気をつかう。


他者に気を使わず好きにやっていこうと、そんな思いを新たにした。