羽根を伸ばす
旦那が風邪をひいてしまい、実家暮らし。
抗がん剤治療の私に、万一うつすわけにいかない、と。
最初は、羽根を伸ばせて気楽で楽しかった。
でも何日もなると、孤独にもなってくる。
それに、離れてみて、彼に如何に心配をかけてるか思い知った。
なんか彼が辛そうで。身体もだけど、
きっとココロも。
そんなこの頃、
彼がいないチャンスとばかり、
治療の時、主治医先生に、余命について聞いてきた。
今までずっと逃げて来ましたから。
先生は、あくまで全ての乳がん患者さんの
再発してからを、ひっくるめて、これくらい(=2年
という話を、しっかりと、どこからカウントするかの定義まで含め
話してくれた。
先生らしいなぁ。
で、私は既にそれを越えている。
そのあと、話したことは頭真っ白で覚えてない。
ハッキリした数字は言ってなかったと思う。
雑談みたいな感じ。
そうそう、緩和の面談勧められたことも
最初は、ハァ?えー?って感じだったけど、
行ってよかったんだと思う、ありがとうございます。
というのも伝えた。
一軒めは、先月かな、旦那や身内と行って、
どっぷり疲れた。
二軒めは先日、旦那と。
これは時間がかかったのは疲れたけど、
2回めで免疫ついたのか、気持ちは全然疲れなかった。
自分が、イヤダイヤダと逃げている方が
かえって精神的に苦しいのかもしれない。
でも正直ここまでくるのに、自身の中での暗躍、奮闘はあった。
意識してやってたんじゃないけど。
面談でも話したけど、
先日、ものすごい孤独感で、感極まりおかしくなりそうになって
ぐわぁーーーと泣いたことがあった。
それも突然に。
あれには焦ったけれど。
そのことすら、話せたのだから確実に一歩前進してると思えた。
きっと、こうして、タブーとされることも
もがきながら、(大してもがいてもないか)進んでいけば、
意外と軽やかにスルーしてゆけるのかもね。
うふふ、緩和の面談では大げさに、私は弱いんだーモード全開です 笑
心配かけたならごめんなさい。
この頃、自分をありのままに見つめようとしてるからなのか
今まで、つらいと思い込んでたことが
実は辛くなかったのかも? って気づきました。
自分で自分を追い込んじゃいけませんね。
言霊ってのもあるような気がします。
来るものは拒まず去る者は追わず。ん!?なんか違う?
ちゃんちゃん。
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